アニメ銀魂1期シーズン其ノ壱45話「愛犬の散歩は適度なスピードで」のあらすじ・感想(ネタバレ含む)です。
ある朝、飲み過ぎた銀時が万事屋に帰宅すると、定春が巨大化していた。
イチゴ牛乳を飲ませながら、巨大化した原因を考える銀時達。だが何も思い浮かばない。
銀時が居酒屋で交換してきた犬語翻訳機も当てにならず、途方に暮れる3人。
それを尻目に、更に巨大化する定春。
そんな定春がTVで中継されると、江戸の街は騒然とし、野次馬が万事屋に押しかける。
彼らから投げられる石が、神楽を傷つけるのを見た定春は…!?
酒を飲み過ぎて二日酔いで帰った銀さんは、定春が巨大化した
その様子を見て、自分はまだ酔っているんだと思った。
だが、定春巨大化はまぎれもない現実だった。
巨大化した理由を知るため銀さんが飲み屋で枝豆と交換したという
犬語翻訳機「わんじゃこりゃあ」を定春に使うと、かなり腹黒で
犬語翻訳機に八つ当たりする銀さんたち。
今度は屋根を突き破るほど巨大化になり、
江戸は連日ワイドショーで大騒ぎ。
「ナマーの守れない飼い主に、ペットを飼う資格はない」
飼い主である万事屋の3人が責められる中、それでも銀さんは
「バカ言うな。途中で放り出すくらいなら、最初から背負い込んじゃいねーさ。
どっか広いトコにでも引っ越すか」
とのんびりと反論し、神楽も
「定春がどんなにデカくなっても、私が定春を護ってあげるからね」
と定春に寄り添っていた。
そんな神楽達に、街の人々は冷たった。
巨大になりすぎたペットは危険だと定春に石を投げる人々から
必死に身動きのとれない定春を護うが神楽は額に石が当たりケガをする。
そんな神楽を傷つけられたのを見て、怒った定春は、本物の巨体妖犬へと変貌する。
巨大な妖犬と化した定春は、家を破壊して抜け出すと、江戸の町を走り出す。
神楽がケガをした事が原因で、妖犬化となった定春だが、神楽の言う事も聞かなくなってしまい
暴走する定春の尻尾につかまりただ「銀ちゃん、どうしよう、銀ちゃーん」と助けを求める事しかできない。
一方銀さんと新八の前に、美人双子姉妹の巫女、「阿音あね」と「百音もね」
そして二人のペットで、定春とそっくりな風貌の犬の「狛子」が訪ねて来て
「初めまして、あなた達にあの巨大な犬を預かっていただいていた者です」
と自己紹介した。
二人が定春の巨大化をした訳を聞くと、この大地の下には「龍脈」と呼ばれる星の
エネルギーの奔流があり、そのエネルギーが地上に噴出あるポイントを「龍穴」と言い、
古来より、龍穴の上に国を興せばその国は栄えるといわれ、中でも最大のものと言われる
「黄龍門」の守護神が2匹の狛神(いぬがみ)であると。
そして姉妹は江戸の「黄龍門」を先祖から代々神殿を建てて守ってきたが、
天人が神殿を立ち退かせて、そこにターミナルを建ててしまったのだと説明をした。
惑星国家間の転送装置は、龍脈の力を利用して稼働していて
役目を失い食費が掛かる巨大な狛犬を飼うことが
できなくなり捨てたのだった。
でも「儀式」もせずに覚醒するなんてないはずと姉妹は首を傾げる。
その儀式の方法は、狛神に紅い果実と山羊の血を与えて力を
開放させるのだと言う。銀さんと新八は心あたりがあったイチゴ牛乳だと‥。
そして姉妹と銀さん、新八は、大江戸ドームで暴れる定春と神楽の元へと急いだ。
大江戸ドームでは凶暴化した定春を制止しようと、神楽が呼びかけるが
言う事を聞かず今度は新八に襲い掛るが、うまく銀さんが新八を庇い
止めたが定春は止まろうとしない。
いつもの銀さんなら反撃するのだが、一瞬銀さんの目に見えたのはいつものかわいい定春で、
凶暴化した定春に剣を振るう事ができず、銀さんは定春の一撃を受ける。
どうすることもできず銀さん達万事屋の3人と、巫女姉妹が大江戸ドームの中へと
逃げ込むと、定春もそれを追ってきた。
姉妹は「かくなるうえは狛子を覚醒させて対抗させるしかない!」と狛子にいちごみるくを与えた。
いちごみるくを与えられた狛子は、その体全体から光を放ち、頭上にはメキメキと角をはやし、
獅子のたてがみを伸ばし、定春同様の妖犬の様相となったが・・・
大きくなったのは顔だけで身体は小さいままだった。
しかし小さくても、狛子は守りを司る狛神。
狛子が定春の足止めをしている間に、美人巫女「阿音」から、定春の覚醒を解く方法を話した。
それは、5人で定春を囲んでキャッチボールをして『五芒星』を描くことで、
それを完成させるまで、絶対に球を落としてはならないという。
この儀式を、キャッチボールがほぼ出来ない女3人と、運動神経の悪そうな新八の
5人で実行することになった。
だが、下手なりに、顔面キャッチなどをしながらも頑張り、
必死で『五芒星』を描いた。
その頑張りに、銀さんがは応え
「よくやったよ、お前。あとは俺に任せな」
そう言って銀さんは、五芒星最後の軌跡をバットに
込めてボールを打ち、最後のボールを巫女の「阿音」がキャッチした時、
定春は元に戻ってパタリと倒れ、神楽が駆け寄った。
そしてこの事件で定春を怖がり飼うつもりはないだろうと
美人双子巫女は、定春を連れて帰るつもりだったが、それを銀さんは「アホらし」と断った。
いつもの日常が戻り銀さん達は、定春の散歩に行くことになった万事屋3人。
ナマーを守れない飼い主にペットを飼う資格はないと「うんこ袋」
も用意するそんな銀さんに定春は「ワン!」と一声吠えた。
そうして銀さんがごみ箱に捨てた「犬語翻訳機」には、
「ありがとう」
の文字がうかんでいたのでした。
以上、【ネタバレ・画像】銀魂1期「45話」のあらすじ・感想でした。
次回、「銀魂1期「46話」のあらすじ・感想」も乞うご期待!